冷え性を改善する具体的な方法【正しい食生活・生活習慣・入浴方法】

体内の温度が低い「かくれ冷え性」チェック!

冷え性に悩む人も多いものですが、冷え性と一口にいっても、いろんなケースがあります。
なかには、自分では身体が冷えている、なんて思っていない「かくれ冷え性」の人もいるんですよ。

手足は冷たくないんですが、内臓の温度が下がってしまっているのが、かくれ冷え性の特徴です。
本人に自覚がないため、自分で冷え性対策をしようとか思わないので、治りにくくなるんですよね…

冷え性じゃないって思ってる人も、次のような症状にこころあたりがないか、チェックしてみてくださいね。

●顔色が悪い
●シミやくすみ、そばかすなどの肌トラブルに悩まされている
●肩がこりやすい
●手足のむくみ
●胃腸をこわしやすい
●寝付きが悪く、寝起きも悪い

どうですか?もしもあてはまるものがあれば、「かくれ冷え性」かもしれません。

また、朝起きたら、いちど、おなかやふとももと、わきの温度を触って比べてみてください。
おなかやふとももなどのほうが冷たいなら、実はあなたも冷え性なのかも!

平熱が低い(36度以下)とか、顔のほてりが気になる、なんていうのも冷え性の症状かもしれません。
冷え性だと、基礎代謝が低くて血行不良になって、平熱も低くなります。
また、体内に必要な熱が、顔に逃げてしまっているために、顔がほてるんだそうですよ。

冷え性そのものは病気ではありませんが、そのままにしておくといろいろな病気の原因になります…
ですから、ふだんから自分がかくれ冷え性や予備軍じゃないか?とちゃんとチェックして、生活改善などで体調を整えておくのが大切ですね。

冷え性の人の快適な睡眠のために

冷え性と睡眠が、実は深く関係があるってご存知ですか?

人の体温は、朝目覚める前にいちばん低くなり、起きて活動する間にだんだん上がり、夜になるとまた下がってくることで眠気がやってきます。
それでは、なぜ夜になると、体温が低下するんでしょうか?
それは、脳を休めるためのしくみなんです。体温が低下すると基礎代謝が下がり、睡眠中、脳が休息することができます。

血管が拡張することで、血液がからだの表面に集まり、熱を発散して体温を下げるのですが、冷え性の人の場合は、血行が悪くなって、皮膚からちゃんと放熱することができません。
そのため、冷え性になると夜になっても体温がうまく下がらず、寝付きにくくなるんです。

さらに、寒くて眠れない…って悩みをもっている冷え性の人もいると思います。
冷えやすく、寒さを感じやすいとぐっすり眠れませんよね。
冷え性を改善して、よく眠れるようになりたいですが、なかなか運動したり食事を工夫したりしても、すぐにはよくなりません。

では、快眠のためにまずは環境から整えてみてはどうでしょうか。
寝室の温度を適温に保つことも大切です。
寒さ対策のためにあたたかくしすぎると、睡眠中に体温をうまく下げることができず、熟睡できません。
よく眠るためには、室温は18~23℃前後にするとよいでしょう。

また、布団など寝具は、保温性が高く、通気性のよい快適なものにしてみることをおすすめします。
羽毛布団なら、眠るのも快適ですし、布団を上げるのも楽ですね!
また、敷き布団には、羊毛布団なんてどうでしょうか?クッション性がよくて快適だと思います。
毎日の睡眠時の環境を見直して、よく眠れるようになるといいですよね。

冷え性対策に「陽性」「中性」「陰性」の食べ物

冷え性を改善するために大切なのが、食生活の見直しです。
たとえば、バランスのとれた食生活にプラスして、体をあたためる効果のある食材を積極的にとったりして、冷え性を改善しましょう。

食べ物には、体を温める「陽性」、体を冷やす「陰性」、そのどちらでもない「中性」の3種類があるそうです。
では、陽性の食べ物だけ食べて温めるといいかといえば、そうではありません。
陽性の体を温める食べ物を中心に、陰性や中性のものもバランスよく食べることがもっとも大切です。

では、陽性に属する食べ物をいくつか紹介してみます。
これらは、寒い土地でできる野菜が多く、たとえば、生姜、ネギ、にんにく、ごぼうなどがあげられます。
旬の食べ物は、とくに栄養が豊富でからだにもよいので、季節のものを食べるようにしたいですね。

体を冷やす、陰性の食べ物には、陽性と逆で熱い土地でできる野菜が多く、トマトやきゅうりなどが代表です。
これらの野菜を摂るときには、生よりもスープやみそ汁に入れたりして、温めて食べると体を冷やさないので、冷え性の人にはよいですね。

このような野菜のほかの陰性の食べ物には、砂糖や人工甘味料、また、スナック菓子やチョコレートがあります。
現代人にとってはよく食べるものですが、とりすぎると血液もドロドロになって血行が悪くなるので、ほどほどにしておくほうがいいですね。

かといって、おやつをやめるのもストレスがたまるもの。
冷え性を改善したくて、甘いものが食べたいときにおすすめなのはさつまいもです。
さつまいもは、血液の循環をよくして、体を温めてくれます。
あつあつの焼き芋などにすれば、冷え性の人にもぴったりの食べ物ですね!

骨盤のゆがみをチェックして改善!下半身太りや冷え性解消しよう

骨盤がゆがんでいることで、冷え性、肌荒れの原因になるなど、さまざまな体への影響が考えられます。
とくに女性では、生理不順や生理痛、不妊につながることもあるので要注意です!

でも骨盤のゆがみって自分ではなかなか意識しにくいしわかりにくいですね。
早めに改善するためにも、自宅でできるちょっとしたかんたんチェックをご紹介します。

お風呂のときなど、大きな鏡で自分の体をよく見て下さい。
両方の肩の高さ、ウエストのくびれの位置は、ちゃんと左右対称になっているかなどを比べてみましょう。
左右でずれている人は、骨盤がゆがんでいるかもしれません!

足の力を抜いて仰向けに寝転がったとき、左右の足の開き方が異なるときも、骨盤のゆがみが原因である可能性が高いです。
また、下半身太りしやすい体質も、骨盤のゆがみが原因になっていることが多いといわれています。

骨盤のゆがみを直し、下半身太りや冷え性などの悩みを解消したいですね。

ストレッチなどの運動が、骨盤のゆがみ改善に効果的ですが、もっと簡単にできる、日常生活のちょっとした工夫でも、骨盤を整える効果があるんです。
たとえば、利き手と逆の手を意識して使うようにするのもよいそうです。
利き手のほうに、ゆがみが出てくることが多いので、両方をバランスよく使うのが効果的です。
足も、片方ばかりに偏らず、なるべく両方使うようにこころがけるとよいですね。

また、筋力が落ちることで骨盤がゆがむことも多いため、ふだんから腹筋を意識して、腹式呼吸にしてみることもおすすめです。

もっとも大切なのは、姿勢正しくするように気をつけること。
猫背にならず、背筋を伸ばすようにしたり、座る時は椅子に深めに腰掛け、足を組まないようにしたほうがよいでしょう。
また、骨盤のゆがみ改善には、仰向けで寝るのがよいそうです。
寝るときの姿勢にも気をつけて、横向きやうつぶせで寝る癖のある人も、できれば仰向けで寝てみてはどうでしょうか?

手軽な足湯の方法とコツについて

冷え性で悩む人にとっては、お風呂が簡単にできて効果的な解消法法なのではないでしょうか?
これよりもっと手軽で、効果もあるのが「足湯」です。

よく耳にはするけれど、お湯で足をあっためるといってもどういうふうにするんだろう?って疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
足湯の方法について、簡単にご紹介します。

まず、必要な道具ですが、バケツ、椅子、タオル、敷物を用意しましょう。
お湯を足すのに、やかんやポットも準備して下さいね。
また、湯温計があると温度がわかりやすくて便利ですね。好みの入浴剤を入れるのもおすすめです。

では、バケツに40℃ぐらいのお湯を入れましょう。
20cmほどの深さで、ふくらはぎの真ん中あたりまでの量が目安です。
入浴剤を入れるなら入れ、足をつけて最低10~20分そのままにします。

足湯の間は、お湯がさめないよう足し湯をして、40℃前後の適温を保つよう気をつけて下さい。
また、お湯につけた足の指、足首を軽く動かすと、血行が促進されて効果がアップします。

足湯が終わったら、水分をタオルなどでよく拭き取り、冷めないうちに靴下を履くようにします。
寝るまえに足湯をして、ぽかぽか足があたたかいうちにお布団に入るとよく眠れそうですね。

手軽といっても、足湯はお湯の温度調節が面倒だったり、後片付けも大変かな、と思うかもしれませんが、そんなときは「足湯機」などを使うのもいいですね。
これは、さらに簡単い足湯ができるもので、マッサージ機にもなるものなどいろいろあります。
お湯の温度を自動的に調整してくれるので、足し湯の手間もなくて手軽にできるのがうれしいですね。
足をあたためながらリラックスしているだけでいいので、ストレス解消にもよさそうです。

ぬるめのお風呂にゆっくり入って冷え性改善

冷え性の改善にも、いろんな方法が考えられますが、手軽にできて心身ともに温かくなるのがお風呂。
ゆったりリラクゼーション効果もあり、寒い季節にはいいですよね。

なかなか、時間をかけてお風呂につかっている時間がないとか、面倒だから、とシャワーで済ませてしまういこともありますが、冷え性の改善には、お風呂をわかしてゆっくりとつかるほうが良いですよね。
シャワーにも、水圧でマッサージ効果があるのでむくみ解消などに効果的ですが、やはり温まるのには、湯船につからないとだめみたいです。
特に冬場は、湯船にゆっくりつかり、体の芯から冷めないように温まりましょう!

冷え解消には、ぬるめのお風呂に入るのがおすすめです。
熱いお湯につかるのが好きな人もいると思いますし、熱めのお風呂のほうが温まった実感がありますが、実は交感神経が活発に働くために血管が収縮してしまい、血行の促進にあまりつながりません。
そのため、表面だけが温まるだけになってしまうんです。
それに、熱いお湯には長時間入れないので、湯冷めしやすく逆に体を冷やしてしまうかもしれませんね。

特に冷え性の人には、38~40℃ぐらいの、ややぬるめのお湯に15分以上入るという入浴方法がベスト。
ぬるめのお湯なら体にも負担にならず、ゆっくりと入れますし、リラックスして副交感神経が刺激され、血管が拡張して手足の血流もよくなってきます。

このとき、お湯につかりながら足の指を閉じたり開いたりする運動をしてみるのもよいでしょう。
足の指の付け根周辺は、自律神経の通り道。
この部分を動かすと、自律神経の働きが活発になって、血行が促進されるので冷え性にも効果的です。

また、体を洗うときなどに、全身をマッサージして血液の循環をよくするのもおすすめです。

このように、ちょっとした入浴方法の工夫で、お風呂上がりも快適に温かく過ごせるようになります。
冷えを解消するお風呂の入り方に気をつけてみましょう。

冷え性から起きるむくみ、肩こりなどの症状と、病気のサイン

つらい冷え性の症状ですが、この冷え性そのものは病気ではありません。
でも、そのままにしておくと、冷え性からさまざまな症状を引き起こすことがあるので要注意ですね。

例えば、体の冷えから、むくみやめまいにつながったり、夜よく眠れない、という症状が起こります。
また、冷えによる全身の血行不良が原因で、腰痛、肩こりや、頭痛が起きたりすることも多いといわれます。
とくに、骨盤の後ろ側にある「仙骨」の部分が冷えることで、腰痛のもとになるようです。

冷え性は、血液の循環が悪くなって起こります。
そのため、血液中の疲労物質の排出もスムーズにいかなくなり、体内に老廃物や疲労物質がたまりやすくなります。
これが、主に上半身に蓄積されることで起きるのが、肩こりや頭痛です。

さらに、冷え性がひどい場合は免疫力が落ちて、風邪をひきやすくなったり、抵抗力の低下でさまざまな病気にかかりやすくなってしまうこともあるんです。
ひどくなる前に、生活習慣の改善など、冷え性対策をしなければなりませんね。

また、冷え性の症状が、いろんな病気によって引き起こされる「病気のサイン」であることがあるんです。
例えば、貧血のために、手足の先までしっかり血液の循環ができなくなっているために、手先や足先の冷えといった症状があらわれていることもあります。
他にも、栄養失調、糖尿病や、心臓病、腎炎、また、卵巣機能障害といった病気によって、体の冷えが症状として出ていることもあるので、注意する必要があります。

冷え性が気になる人で、最近症状がひどくなったとか、いろいろ冷え性対策をしてもちっともよくならないとか感じるなら、それは何か別の病気のシグナルかもしれません!
早めに治療するためにも、たかが冷え性と思わず、病院を受診して下さいね。

冷え性になりやすい体を冷やすファッション

女性では、冷え性に悩んでいる人が多いですよね。
冷え性が女性に多いのは、女性ホルモンのバランスによってなりやすい場合や、無理なダイエットによってなることがあるからです。

さらに、女性の服装、ファッションが、体の冷えを招く場合もあるようです。

いまは、冬でもミニスカートに生足の女の子も多いですし、暖かいなどの機能よりも、おしゃれな服装を選ぶ人のほうが多いかと思います。
ファッション性でいえば、ロングブーツとミニスカートのコーディネートとか、冬でも露出の高めの服装も魅力的ですからね。
多少寒くても、おしゃれを大事にしたいですが、でもやっぱり体の冷えを防ぐには、ある程度暖かい衣類を選んだ方がいいと思います。

それでは、どんな服装に気をつけたらよいのでしょうか?

体にぴったりとする服や、体を締め付けるようなガードルなどの下着は、暖かくて保温してくれそうなイメージですが、実はこういった締め付け感の強い服は、冷え性の原因になるんですよ。
これは、体を締め付けることで血行が悪くなってしまい、冷え性を引き起こすのです。
靴も同じで、ハイヒールなど足を締め付けるようなきつめの靴が原因で冷え性になることもあります。

体温を正常に保つためには、なるべくゆったりとした服を着た方が効果的なようです。

ですから、冷え性の改善には、体をしめつけないややゆるめの下着、服装を選び、ファッション性より保温性などの機能を考えた服装をすることがおすすめです。

また、あたたかくするのは、主に冷えやすい体の中心と下半身がポイントです。
下半身とおなかをしっかり保温するためには、靴下やタイツをしっかり履いてみたり、腹巻きを使ってみるほうが、厚手のコートで防寒するよりもよいですね。
冬場でもおしゃれも楽しみたいですが、こういったことに気をくばりながら、体を冷やさないファッションを工夫してみましょう。

血行不良で起きる「冷え性」を生活改善で解消しよう

冬になると、冷え性で体調が悪くてつらいという悩みを抱えている人も多いですね。
とくに、女性では冷えに悩む人もたくさんいます。

冬場は、寒いのは当たり前なんですが、部屋を温かくしているはずなのに、体やとくに手足がずっと冷えて冷たい…こんな人は、冷え性になっている可能性が高いです。

近頃は、夏場も冷房が完備されていることが多いため、冷房の効きすぎで体が冷えてしまい、冬場に限らず冷え性に悩まされる人も増えています。
年齢を重ねると冷え性にもなりやすくなって、65歳以上の人のおよそ6割、75歳以上の人ではおよそ8割の人が、冷え性に悩まされているそうです。

それでは、このようなつらい冷え性を起こすのは、主に血行不良のためです。
血行不良になってしまう原因はさまざまなんですが、血行が悪くなり、手足の先の毛細血管にまでじゅうぶん血液が循環しなくなったり、寒さで毛細血管が収縮して、もとに戻らないときなど、冷えを感じるようになっていきます。

このようにして起きる冷え性ですが、それ自体は病気ではありません。
でも、体質だからしょうがない、ってあきらめていてはいけません。
冷え性は、生活の改善など、努力次第で自分で解消することができるんです。

大切なのはバランスのとれた食生活と、運動を続けること。
栄養のバランスを考えた食事に変えて、代謝アップのために筋肉をつけていくと、すこしずつ冷えやすい体質が改善されていくでしょう。

もし、冷え性をほうっておくと、血行不良や老廃物がたまることによって、肩こりや腰痛が起きたり、不眠の原因にもなるので要注意です。
冷えが気になる人は、このような体の変調を未然に防ぐためにも、冷え性を不調のサインとしてとらえ、早めに改善することを考えましょう。

まずは自分の冷えの原因について考えて、冷えに強い体作りを目指したいですね!

女性に多い病気や症状と「冷え性」の関係

冷え性に悩む人の、大半は女性ですよね。
もちろん男性にも、冷え性は増えているのですが、やはり女性に多いその理由は、ダイエットの影響によるものや、女性ホルモンのバランスの崩れが原因になることがあるためです。

無理なダイエットや、月経周期によって女性ホルモンが乱れることで、自律神経の働きが乱れて、体温調節などの体の機能がうまく働かなくなると、冷えを感じやすくなります。

また、女性によくみられる症状で。冷え性と関係の深いものもいろいろあります。

例えば、冷え性で全身の血液循環が悪くなることで、肩こりや腰痛が引き起こされます。
また、皮下によけいな水分がたまってしまうと、むくみが起こります。
胃腸のはたらきが低下することで、便秘や下痢になりやすくなることも多いようです。

体温の調節がうまくいかないことや、寒さが気になることで、ぐっすり眠れなくなる場合もあります。
不眠に悩んでいる人は、冷え性を改善することを考えてみる必要があるかもしれませんね。

女性特有の病気としては、生理不順や、生理痛がひどくなることも、冷え性と関係があります。
子宮や卵巣にきちんと血液が行き渡らないことで、生理周期や、妊娠などの機能が崩れて、さまざまな女性特有の病気や症状を引き起こすのです。
ほうっておくと、不妊の原因になったり、子宮筋腫や子宮内膜症、更年期障害につながることもあるので、注意するようにして下さい。

さらに、女性には深刻な悩みである、シミや吹き出物といったお肌のトラブルも、血行不良で起きることがあり、冷え性と深い関わりがあるのです。
健康はもちろん、美容のためにも、日頃の生活習慣や食生活を見直し、運動する習慣をつけて、冷え性を改善していくとよいですね。